『がんばってきた美容師さんへ』

Umineko美容室*フルセ ハナ

原宿、西表島、長野県から神奈川県横浜市センター北に拠点を移し、顧客「0」からの独立。いろんな土地で過ごした経験を生かし女性オーナーとして経営をしています。 ○2011年Uminek美容室出店 ○2015年NailSalonロピ、アトリエサロン出店 ○2019年5月17日センター南にウミネコ美容室出店 お客様へ温もりのあるお店づくり、スタッフへ福利厚生を整え最大の利益を生み出す経営を実践中。

9月いっぱいでハサミをおき、美容師に一区切りつけてから少し時間が経ちました。

今はサロン運営が最優先ですが、他の美容師さんや経営者の方へお願いされることをサポートさせて頂いております。そんな中で学びを精査しております。そして去年からより一層、スタッフもサロンのスタイルもどんどん突き詰めて参りました。

おかげさまで3店舗になりスタッフも3人から6名になりました。新規のお客様も増えたくさんのお客様との出会いと継続して任せていただける美容室になってきております。それは経営もですがそこにスタッフの頑張りが加わり成長できました。

一番嬉しかったのはスタッフのお給料が30万以上の平均値が出せたことです。(入社3ヶ月未満の子は除きます)

私自身が美容師で雇用されていたときは…

□このまま美容師がやっていけるのか
□結婚や子供が産めるのだろうか
□時間も自分の好きなように出来ることは可能なのか
□パートとかで働きゃなきゃいけないのかな

働けば働くほどこのようにどんどん生まれる不安でした。

雇用されていたときは店長もさせてもらい、都内に7店舗ほどあるサロンでたまたま長野県にグループサロンで新規オープンで入り売上トップでやっていました。やりがいもありステキな仲間と出会えました。

なによりも長野県時代のお客様に美容師の素晴らしさを教えてもらいました。お客様なのに私に合わせ予約してくれて、笑顔でスタイルを喜んでくれて差し入れを持ってきてくれることが多くなりました。苦しい思いで必死に技術を学んできてよかったと、毎日終電まで頑張ってよかったと美容師になって初めて感謝できたのが27歳でした。

美容師を途中で辞めなくてよかったという気持ちに変わって、美容師を辞めて違う仕事をした方が休めるしお給料も良いし…こう考えていた私にとって大きなターニングポイントでした。
そこからは見えてきたのは後輩の美容師さんや同世代の美容師さんで頑張ってるけど途中で休みもないし、給料や、人間関係の苦しさで美容師を離脱していく人の多さでした。

せめて美容師の仕事をやりきったという感覚まで体験してほしい、頑張ってきたんだからせめてよろこびを実感してほしい

この気持ちが大きくなり、その延長線上にウミネコ美容室出店に至ります。私の独立の根本は頑張ってきた人ほど、「美容師の良さを実感してから自分はやりきった、だから違う仕事を学びたい」そう自分で言い切れる決断をしてほしいということでした。

私は今のスタッフには美容師を楽しんでほしいと思っています。そしてもっと自分の努力に目を向けてほしい、それのみを伝えています。数字の話はほとんどしません。

スタッフもみんなとても優しいのですがそれは辛さを経験してるからこその優しさと芯の強さであると思っています。プロフェッショナルだと思っているので私から技術のレクチャーは、はじめの研修のみ、もし出来なくてもそれは、今までの環境の中で学ぶ機会がなかっただけだと思っています。否定ではなく、今までの経験や努力に対して私がどれだけコミットメントをできるか、ここが私の役割です。私は応援者でありたいのです。

今、不安があったり、なにかの違和感があるのであればぜひ、ウミネコにヘアをやりにきて欲しいです。そこで施術するスタッフのサロンワークを見ていただきたいと思います。

そこでちょっとでも興味がでたらぜひ私にメッセージください。今までの経験を教えて下さい。

とても良い環境で美容師をリスタートさせてみませんか。そこで美容師を続けるかの決断を自分でして下さい。

せっかくの行動を起こして学びと技術習得をした美容師の人生設計をお店の環境ではなく自分で決めれるように出来るということもぜひ知ってほしい。

私はいつでもお待ちしています(^^)


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